持続化補助金の相談に行って気づいた、自社にしかない「経営資産」とは

こんにちは。サカモトウェブ総研の坂本です。

先日、自社で立ち上げる新規事業の構想を練るため、地元の商工会議所へ「小規模事業者持続化補助金」の相談に行ってきました。

そこで、今後のWeb戦略を考える上でひとつの現実と直面し、そこから「自社らしいWebビジネスの在り方」について気づきを得ることができました。

今回は、これからWebを使って新規事業や集客を立ち上げようとお考えの経営者様に向けて、その気付きを共有したいと思います。

目次

Web広告に頼る補助金戦略は見直しを迫られている

商工会議所でまず突きつけられたのは、「現在、国はWeb広告に対する補助金の縛りを厳しくしている」という現実でした。

具体的には、販促費の4分の1までしかWeb広告費として認められないなど、ルールが大きく変わっています。つまり、かつてのように「補助金を使って広告を回し、集客の立ち上げを加速させる」という戦略は、見直しを迫られているのです。

この事実を知り、私自身も一瞬「当初の計画の練り直しか」と頭を抱えました。

制度の壁にぶつかって気づいたこと

しかし、中小企業診断士の先生と壁打ちをする中で、ハッと気づかされたことがあります。

それは「補助金という『外部からの追い風』のルールが変わったくらいで揺らぐ事業は、そもそも本質的ではない」ということです。

私が今回立ち上げようとしているのは、効率化が追求される現代で失われかねない「日本の伝統工芸(国内に数人しか残っていない馬毛の裏ごし器の職人等)」や「こだわりの食文化」の背景にある物語を、国内外へ発信する多言語メディアです。

例えば日本酒の世界。
通常は「酒米農家」「種麹屋」「酒蔵」と専門家が分業するのが一般的ですが、中には「無農薬で自ら田んぼの土を作り、培養酵母は使わず、蔵に住み着く天然の『蔵付き酵母』が自然に降りてくるのを待って醸す」という、多くの手間をかけて独自の哲学を貫く酒造りをしている酒蔵があります。

そんな彼らの「外部に依存せず、自前で泥臭く本質を追求する姿勢」に触れるたび、私はいつも心を打たれていました。

経営における確かな資産とは何か

翻って自社を見たとき、私自身はどうだろうか。

目先の広告テクニックで勝負を決めるのではなく、これまで現場で培ってきた「Web制作・システム構築の力」や、好きで学んだ「利き酒師としての一次情報」があるじゃないか。

そういった、酒蔵の土作りのように泥臭く積み上げてきた「自前のリソース(技術と知見)」こそが、自社における確かな資産なのだと、壁にぶつかったことで再確認できました。

思い描いた計画が制度の壁にぶつかるのは、経営者の宿命です。
でも、その壁があるからこそ「本当に自分たちにしかできない戦い方」に気づけるのだと思います。

最後に:御社の資産をWebで伝えていますか?

広告テクニックや外部資金だけに頼るのではなく、自社が泥臭く培ってきた技術や、商品に込められたストーリー。それを正しく発信することこそが、これからの時代に根強く残るWeb集客の武器になります。

「自社の強みがうまくWebで伝わっていない気がする」
「綺麗なだけのサイトではなく、想いが伝わるメディアを作りたい」

そんなお悩みをお持ちの経営者様は、ぜひ一度ご相談ください。
これまで現場で培ってきた知見を活かし、御社の持つ資産を言語化し、Web上で形にするお手伝いをさせていただきます。

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